が、何とかできたかなぁと。
今年の5月にv6プラスを申し込んで、IPoE環境でIPv6を一部で使い始めて半年が過ぎたけれど。
それなりに自分の思ったような環境にできたので、備忘録的なメモ。
・前提
IPv6アドレスの情報は自動で割り当てられたものから得るしかないので、一度自動で取得してプレフィックスとデフォルトゲートウェイ押さえておく。
デフォルトゲートウェイはリンクローカルとなる模様。
サブネットプレフィックスの長さは、ひかり電話の有り無しで異なるので注意。
基本的にデスクトップPCや仮想環境はサーバー的な使い方をしているので、IPv6アドレスを固定。
ノートPCはDHCPで使用。
・WidnowsでのIPv6アドレスの固定
RA 環境で IPv6 アドレスの自動構成を無効
C:\>netsh interface ipv6 show interface ←インターフェイスIDを表示
C:\>netsh interface ipv6 set interface [インターフェイスID] router=disabled
匿名(一時) IPv6 アドレスを無効
C:\>netsh interface ipv6 set privacy state=disable
これを行ってから、IPv6アドレス・サブネットプレフィックスの長さ・デフォルトゲートウェイ・DNSサーバアドレスを設定。
手動で設定するから自動構成の無効は不要なのかも知れないけれど、シンプルな方がいろいろと良さそうなので、こうしてみた。
・CentOSでのIPアドレスの固定
RA 環境で IPv6 アドレスの自動構成を無効
# vi /etc/sysctl.conf
net.ipv6.conf.all.accept_ra=0
net.ipv6.conf.default.accept_ra=0
net.ipv6.conf.eth0.accept_ra=0 ←インターフェイスごとに設定を行う。
あとは、Windowsと同様にIPv6を設定。
・ノートPCとiPhone
RA環境でIPv6アドレスを自動取得するとDNSサーバのアドレスがフレッツ光から割り当てられたアドレスとなってしまい、デスクトップPCや仮想環境の名前解決が行えない。
なので、IPv6のDHCPサーバーの準備が必要。
IPv6のDHCPサーバーでIPv6アドレス・DNSサーバーアドレス・DNS サフィックスを配信すれば、デスクトップPCや仮想環境の名前解決が行えるようになって、幸せに。
でも、自動構成と一時IPv6アドレスを無効にしたWindows10のPCに何故か手動で設定した以外のグローバル・ユニキャスト・アドレスが設定されている。。。不要なんだけれど、仕方がないのかも。。。
こんな感じでIPv6を使っている。
フレッツ光のIPoEは固定アドレスではないらしいけれど、今のところプレフィックスが変わったことはないのでこんな感じな使い方でも良いかなぁと。
IPv6はRA(自動構成)があるけれど、AD環境やサーバー的な使い方をするからIPv6アドレスを固定した方が使い勝手がよいかと。
まあ、自宅でこんな風に使っているのはまれだとは思うけれど。。。
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